マイバイク日記

全日本最速店長選手権2014 20位 山脇 靖宏 さん

2015.05.08
高校時代は競輪選手を目指して自転車部に入部し3年生の時にインターハイ3位。その後、実業団を経て日本自転車競技連盟でナショナルチームのメカニックとして海外遠征に参加。自身も2010年から実業団チーム「ボンシャンス」に加入し、レースの現場に身を置いている。
初出場ではあるが、なるべくベストを尽くして紙面に載せてもらえるような順位を目標に頑張りたいとコメントしてくれた。

Q:フレームにLOOK675を選んだ理由は何ですか?フレームは?

LOOK675は、まずデザインが特徴的なので好みは分かれるかもしれませんが個人的には気に入ってます。特にトップチューブからハンドルまでのスローピングの流れるようなデザインが好きです。ただステムとハンドルは調整幅が少ないのでポジションが出しづらいですが(笑)。最初から正しいポジションで乗るのではなく自分の最適を探しながら乗る楽しみがあってもいいと思うんですよ。

Q:コンポーネントをあえてアルテグラDi2にしているのはなぜですか?

単にその時の新製品だったからです。実戦投入してみてその性能を試していました。

Q:サドルのこだわりはありますか?

プロロゴ・ナゴをつかっています。座面がフラットでポジションを移動させやすいからです。ペダリングのケイデンスが低回転の時は後ろ側。高回転の時は前乗りになります。逃げているときもそうですね。ポジションを変えることで、筋肉を使い分けています。

Q:ホイール選択の理由を教えてください

このフレームに乗る前はマヴィックのコスミックカーボンSLRをメインで使っていましたが、675に乗り換えたときどうもしっくり来なかった。BB周りが硬いフレームなのでペダリングロスは少ないけれど、フロントセンターが短いので挙動がクイック。その動きとディープリムのコスミックカーボンSLRが合わなかった。そこで、Rシスを入れてみたら、フレームと自分の脚質とすごくマッチしたんです。

Q:競輪選手がレースで使用するホイールを組まれていますね。メカニックの観点から見てRシスはどんなホイールですか?

フロントホイールのたわみが少ないのがいいですね。それと高回転で走ってもロスが少ない。基本的な剛性はしっかりとあるけれど、キシリウムよりも脚への反発が強くないのでロングでも行けるホイールですね。

Q:タイヤは22Cを使っていますね。25Cなど昨今の太めタイヤブームはどう思われますか?

もちろん25Cのタイヤも試しました。駆動効率が上がるとよく言われていますが、それを体感できなかった。重量は太くなることで増えてしまうので、それならと22Cに戻しました。

Q:ハンドルのこだわりポイントはなんですか?

ラウンド形状が好きでバイブ7Sを選びました。サドルと同じくポジションの移動がしやすいことを重視します。このハンドルはドロップ部での移動がしやすいんです。

text●ナカジ、photo●山内潤也
自転車のカット

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