パリの12区にあるベルシー公園に妻と夕暮れ時に軽く2時間程度のポタリングに行ってきました。
パリの気温は12月後半で暖かい時には11°くらいでしょうか。
この日も11°くらいの気温だったのでレザージャケットの中にスウェットといった服装で丁度良い感じでした。
この時期に走っているとなんとなく焦げ臭いような匂いが街中に充満しています。
決して嫌な匂いではなく、なんとなく温かみのある匂いです。
家庭にある暖炉に薪をくべて炊いているのでしょう。
冬の風物詩を感じながら公園に向かってのんびりと走っていました。
そんな中、最近パリでは大気汚染が深刻な問題で今年2016年12月には週末含む3日間、電気自動車やハイブリット車覗く全ての車のナンバーに対し偶数、奇数と分けて規制をかけました。
その代わりに公共交通機関や、街中の貸し自転車、貸し電気自動車が規制期間中、無料となってました。
やはりパリのような狭い街に車が集中すると大気汚染もすごいみたいです。
道幅も狭いし、渋滞も日常茶飯事です。
つくづく自転車はパリの移動手段で最も早く移動でき、なおかつ環境にも良い乗り物だと思いました。
さて、今回訪れたパリの12区にあるベルシー公園なのですが、13ヘクタールととても広く人工と自然がマッチしたとても良い公園です。
中には体育館や動物園などの施設や広い芝生、また写真のような綺麗な林道が多く存在します。
週末には散歩したり、芝生で横になってくつろいでいたり、グループで何かスポーツをしていたりと、とてもたくさんの人で賑わいます。
もちろんサイクリストも多いですよ。
12区の大半を占めている公園なので、ただ公園をつっきて移動している人や、近くの貸し自転車に乗ってサイクリングしたり、僕らのようにわざわざ自分の自転車で乗り込んでいる人も多いです。
公園の中の林道をのんびり走るのも良いですが、外周を走るサイクリングコースもあったりします。
ロードバイクに乗っている人の大半は外周を回っている感じがしますね。
ぜひ機会があればいってみてください。
パリの中心からも近く、とても落ち着いていてのんびりとできますよ。
1枚目の写真は公園付近のリヨン駅から伸びている国鉄の路線をまたぐ橋の上での一枚です。
行き交う列車を見ながら一休みも良いものです。
走行距離10.6 km