マイバイク日記
「パンターニ 海賊と呼ばれたサイクリスト」


オペ後の傷の痛みはだいぶ軽減し、日常生活ではほぼ支障がなくなりました
しかし強度を上げて患部に負担をかけるのはまだ無理なので、今月中はおとなしくします…

そこで今日は「パンターニ 海賊と呼ばれたサイクリスト」を観てきました
東京では昨年に上映されていましたが、東海地方はようやく今月から名古屋にある映画館で上映が始まりました
上映されている映画館は、名古屋の今池にある「名古屋シネマテーク」という、席数40席の主にインディーズ系の映画が上映される映画館で、最近の大型シネコンに慣れた身には、昔の映画館らしい雰囲気が逆に新鮮に感じられました!

上映まで時間があるので先にお昼をいただきます
この近辺には台湾ラーメンの元祖「味仙」や、中日ドラゴンズファンの聖地「ピカイチ」、さらに大勝軒をはじめとした混ぜ麺系のラーメン屋が多くあります
色々見ながら歩いていると隣の千種まで来ました
そこには最近お気に入りの「元祖台湾カレー」の千種店があり、迷わず入ってしまいました(笑)

13時から上映開始となりました
平日ながらも上映が明日までということもあるせいか、半数以上の席が埋まりました
最初はダブルツール達成等のパンターニが躍進するレース映像が流れ、山岳ステージでアタックをかける彼の下ハンダンシングに魅了されます!
しかし、フェスティナ事件の事や、ヘマトクリット値が50%を超えて出場停止となった後からのバッシング、ステージ勝利を譲られたランスとの確執と、暗い話題が続き、コカイン中毒で生涯を終えるところまで話が続きます

誰よりも速く坂を駆け上がる事に情熱を燃やし、ドーピング渦に翻弄されたピュアで繊細な彼の生き様が、当時のレース映像とレモンやウィギンスといった他の選手、パンターニの両親のコメントと共に赤裸々に描かれていました
劇中のナレーションで「スポーツ選手の中にはスポーツを失ってしまうとダメになってしまう人間がいる」といった言葉がありましたが、どん底に落ちたメンタルを紛らわすためにコカインを使用した彼が、最近話題の元プロ野球選手の状況と少し被って思えました…
登録タグ グルメ パンターニ