2015.11.28 17:54 投稿 /
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アディさん
F4130
地質探訪ライド
予定では冬季閉鎖前の1000m級の峠に行くつもりでしたが、今日は雨雲が広がる予報で、しかも寒気の影響で雪もありうるので断念!
代わりに岐阜県加茂郡七宗町方面に行ってきました
七宗町は下呂温泉で有名な下呂市の南方に位置します
まずは「室兼林道」という所を目指します
この林道はかつてこの地にあった「七宗森林鉄道」の跡を林道に転用しているそうです
ちなみに七宗森林鉄道は七宗国有林から材木を運ぶための路線で、1935年~1957年まで運行しており、全長は4.9kmの短い路線だったそうです
鬱蒼とした林道を進むと、目的のスポット「空ふさがり」にたどり着きました
写真では伝えきれないくらいの厳かな雰囲気で、今年行ったライド先でもトップクラスの景観です!
壮大な岩盤の切り通しですが、この下を川が流れています
自然の音しかしない空間で、時の流れが止まったような感覚さえしました!
森林鉄道が走っていた頃は、今とは全く違う賑わいだったことでしょう
この近くには更なる地質スポットがあります(むしろこちらの方がメジャー)
それは「飛水峡」という場所です
ここは飛騨木曽川国定公園の一角の峡谷で、飛水峡の甌穴群として国の天然記念物に指定されており、日本の地質百選にも選ばれています
見所は深く削り取られた手付かずの壮大な峡谷と、甌穴(ポットホール)の存在です
甌穴はかつて川底だったところの窪みに石が入ると、そこが水流によって円形に拡大して削られ、その後の長い年月を経て地表に出てきたものです
今日は最高気温が10度程度で、ほぼ曇天だったこともあり、前回のライドとはうって変わって冬の装いとなりました
この感じだと主だった峠や山道は、軒並み冬季閉鎖となるでしょう
行きたい峠や山道があったので心残りですが、春までの楽しみにしておきます♪
※行きに古クギがリアタイヤに斜めに刺さり、これを引っこ抜いたらプシューっとエアが抜けるだろうな~と思いつつ抜くと…何事も起きません!結局帰宅するまで何事もなく済みました(笑)
心配なので次のライド前には外して確認します
走行距離…約130km