マイバイク日記
ツール・ド・しものせき2016に参加しました。本文長文です。短く言うと「楽しい滝行?」でした。

朝4時起床、4時半すぎにHPで開催を確認しいざ会場へ。

豊田から予報より早く雨が降り出しましたがこの時点ではまだ乗れる小雨。すこし安堵しつつ6時に会場入りしましたが止む気配がありません。スタート地点にバイクを並べ、開始まで木陰で雨宿り。同じく雨宿りをしていた1019さんはツールド国東でも雨でDNSされたそう。イベントと連荘で雨天とは災難でした。走り出したあとはエイドでも会えませんでしたが無事フィニッシュできましたでしょうか。

開会式が終わると8時からセンチュリーコース160kmのスタート。ロングコース110km・Ave22kmの私はまだまだ後です。少しずつ前へ進みながら周りを見渡すと、斜め前方に私のと同型のパナモリが。さらにその後ろにはネオコット
が。ならば私が後ろにはいればオセロのごとくネオコットの兄さんもパナモリに乗らざるを得まい、などとくだらないことを考えつつ8時40分にやっとスタートしました。

会場を出た後、田んぼの間から住宅地を抜けて国道191号に入ります。その頃には雨もおさまり走りやすくなっています。集団走行にはあまり慣れていないのですが、すぐに安定したペースで走る集団が見つかりその中へ。極めて調子よく進み第一エイドを目指します。が、好事魔多し。後輪から異音がしだし、チェックするとパンク。予備チューブに交換しますが、バルブの不良か空気が漏れ出し入りません。止む終えず元のチューブにパッチを当て修理します。交換中、通っていく参加者の方に何度も「大丈夫ですかー?」と声を掛けられながら修理完了。手持ちのインフレーターでは5気圧もはいりませんがなんとか20分(多分)遅れで再スタート。足切りはまだないにせよ、若干焦り気味にペースをあげて追いかけます。

191号から側道に入りしばらく行くと今大会協賛のシマノのサポートカーがパンク修理をしていました。私もフロアポンプを借りて再充填。1時間もたたない内にすでに何件かパンクがあったそう。普段より多いので気を付けて、とのこと。

その後、第一エイド(川棚饅頭ツールドしものせきバージョン)・第二エイド(さざえ飯のおにぎり)と順調に過ぎ、滝部から豊田へと抜けていきます。が、第三エイドが近づくにつれ、ぽつぽつと降り出した雨が強くなっていきます。体も冷えてきたせいか、登りで力んだ時に両腿が同時に足攣り。落車はしませんでしたが路肩にて小休止。前日車検で貰った参加賞のアミノバイタルと足攣り用漢方薬を飲むといい飲み合わせのか速攻回復、復帰できました。

第三エイドまであと1kmの登りで、また後輪からズルズルと異音が。本日二度目のパンクでした。再度パッチを当てようとタイヤを外していると実走スタッフの方が集まってきました。替えチューブがあるとのことなので時間を惜しいので1000円にて購入。ちょうど通ったシマノサポートカーにフロアポンプを借り修理。二度目ということもあり「パンクのパナモリ兄さん」と覚えられていたようです。

どうにかこうにか第三エイドに到着も雨は本降り。楽しみにしていた豚の角煮まんもジビエウインナーも雨の中急いで食べることに。次回はゆっくり味わうことができますように。と、ここでミス発覚。第二エイドの写真を撮ったあとアプリが起動したままになっており、すでに電池残量10%以下。写真が撮れなくなっていました。雨で景色を楽しむどころではなかったのですが。

第三エイドをぬけ豊田まで農免道路を上へ下へ。今日最高に強くなった雨が身体中にバシバシあたります。ブレーキも効きにくくなり、下りではレバーを握りっぱなしでしか走れません。雨天を走ることがないのでここまで効かなくなるものか、と驚きました。

身体を冷やしながらなんとか菊川の第四エイドへ。そうめんとおにぎり、コーラで補給。おにぎりを渡される時、割り箸を割って渡してくれる気遣いが有難かったなあ。

第四エイドを出てあとはゴールまで20km。手前の深坂峠まで登り基調のルートを同じ速度帯の集団のあとをついていきます。

深坂峠では終盤ということもあり、皆かなりスローダウン。峠を越えればゴールまで下りばかり。最後に一踏ん張りと力を込めた途端にまたも両腿足攣り。アミノバイタルも薬もなく、頂上までのこりわすがというところ小休止を余儀なくされます。自制心をもって走ることの重要性を身にしみます。

休憩後は無事峠を越えゴール。走行時間4時間50分・アベレージ22.3kmでした。3時にあった、名物瓶コーラで乾杯(1回目)には間に合いませんでした。パンクと足攣りなければ間に合ったんだろうか。次回は入念な準備と練習が必要ですな。

ゴールで完走証をもらい下関名物ふく鍋を頂きました。熱々の汁か冷えた身体にしみるようでした。ゴール抽選会ではおーいお茶1ケース獲得。カミさんへの土産?もできました。その後乾杯2回目があり閉会となり、初のイベント参加が終了となりました。

今回の参加にあたり、サポートスタッフ、サポートカー、曲がり角ごとの警備員の方々、各エイド他のボランティアの皆様方、ほかの参加者の方々、雨の中道端で応援してくださった方々、お陰様で楽しい時間を過ごすことが出来ました。本当に有難うございます。
雨模様は残念でしたが、走り終えてみると心地よく、また来年も参加したいと思えるイベントでした。

願わくば来年は晴天にて行われますように。生粋の雨男の切なる願いです。
走行距離110.0 km
登録タグ ロードイベント